登別マリンパークニクス名物のペンギンパレードに、今年八月に生まれたキングペンギンのひな一羽がデビューした。まだ茶色い羽毛に覆われており、よちよち歩きが大人気だ。生まれた時は体長二十センチ、体重二百グラムだったが、二カ月で五十センチ、六・五キロ程度に成長した。最近は自分で小魚を食べることもできるようになり、広場を歩くパレードに約一週間前から参加している。
歩く距離は五十メートル程度だが、よちよち歩きのひなにはひと苦労。成鳥たちの後を懸命に追うが、周囲の様子が気になるようで時折、立ち止まってはキョロキョロ。愛くるしいしぐさに来場者たちは歓声を上げている。
パレードは一日二回だが、体力のないひなは当面、午後二時の回だけ参加する。ひなは雨にぬれると体温が下がるなど繊細なため休むこともある。
キングペンギンは南極周辺の島に分布し、普段は陸上生活だが、餌を採りに海まで歩いて往復する。パレードはこの習性を利用している。
すごくよちよちの可愛らしい姿を想像したのですが……
キングペンギンは3個の産卵がありましたが、2個は無精卵で1個が2005年8月20日に孵化しました。
2005年8月25日
2005年9月17日現在で2kg近くあり、約4ヶ月で成鳥と同じ大きさになります。
なにか想像と違ったものでした。
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