バージョンアップするたびに変換が馬鹿になっているような印象があり愚痴っている(実際のところはそれほど悪くないと思われる)ものの、なぜか毎年買ってしまうATOKなのでした。
結局、広辞苑 for ATOK付きで購入。
広辞苑のダウンロード販売がないので、Just my shopで発注。今日届いた。
ユーザ優待で得したような気分。騙されているかも?
で、まああまりさわってないんですが、無意味にtipsというか広辞苑の誇る辞書内容がその都度見れていい感じですな。
紙の辞書引くのは面倒なので、ある時期から必要なときはgoo辞書使ったりしてたわけですがこれはもう便利さの次元が違うというか。
■文字入力→変換キー入力後、確定前に[End]キー押下で辞書が引ける
じ‐しょ【辞書】
(1)ことばや漢字を集め、一定の順序に並べ、その読み方・意味・語源・用例などを解説した書。辞典。辞彙(じい)。「―を引く」「英和対訳袖珍―」→事典 →字書。
(2)ワード‐プロセッサー・自動翻訳システムにおいて、漢字・熟語・文法などを登録してあるファイル。
(3)辞表(じひよう)に同じ。じそ。栄華物語(玉村菊)「大弐―といふ物、公に奉りたり」
(4)新帝が先帝に太上(だいじよう)天皇の尊号を贈るに際し、先帝がこれを辞退する意を述べる書状。御辞書。御報書。
(5)ことばを書きつらねたもの。文章。蘭学事始「蘭学は実事を―にそのまま記せし者」
(6)〔言〕ある言語の語彙のすべてについて、一般的規則では扱えない音韻・統語・形態・意味上の性質を記述した文法モデルの一部門。レキシコン。
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じ‐そ【辞書】
(ジショとも)辞表。栄華物語(本雫)「大弐の―度々奉り給へば」広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店
■単語の一部を含む熟語がある場合、リンクして表示される
クリックで飛ぶ。
ブラウザのように、戻ったり進めたりも可能。
■文字入力→[F5]キーで変換候補を表示すると、候補リスト内で辞書内容の表示ができる
[変換]キー([SPACE]キー)で変換しても同じ事ができ、使い勝手が現時点では不明。
[F5]キーで変換すると変換辞書を広辞苑辞書のみから持ってくるようで、表示内容が異なっている。
見出しから索引引きするような用途はこっちの方がいいのかな?
■「Office連携ツール for ATOK 2006」をインストールすると、ブラウザ(IE)上から単語が引ける
範囲指定して右クリック。
分からない単語があっても、曖昧な記憶な単語があってもばっちり。
難解な単語を連発したがる小説とか読むときにいいかも。
■確定再変換中にも辞書が引ける
まあ当たり前ではあるんですが。
確定再変換というのは、うっかり入力→変換後に確定キーを流れで押してしまった(ありがち)ときなどに、範囲指定して未確定(ひらがな)の状態に戻す機能。
ATOKだと[Shift]+[変換]キーでできる。
長い文章を打った後、うっかり変な変換の区切りになっているのを見すごしたまま確定してしまったときなんかに、全文を打ち直す必要がない。
基本的にエディターとかでも使える(文章入力系アプリなら、ふつー対応している)。自分が打った文章だけでなく、どっかで入手してきた文字列を変換することもできる(意味があるかどうかはともかく)。
で、確定再変換→辞書引きができるとどうなるかというと、基本的に手に入るテキストからはすべて辞書引きができることになったりする。
ブラウザのフォーム送信エリアの文字列なんかだと、上記のOffice連携ツールを使っての辞書引きができないので、こっちの確定再変換→辞書引きとかですればok。打ち直したほうが速いかもしれないが。
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