HP制作

2005年10月19日

●靖国参拝

靖国参拝 負の遺産が残った

 「私的な参拝」を演出したのは、高裁の違憲判断を意識すると同時に、中韓の反発を和らげる狙いがあったようだ。だが、これだけ行くか行かないかが国内外で注目される事態になった以上、形式を変えたところで大きな違いはなかろう。

 形式にこだわらないというなら、もう一歩進めて、日本外交の大きな視点から参拝を見送るべきだった。

 首相のたび重なる参拝の結果として、靖国神社の展示施設である遊就館に代表される歴史観は、海外にも紹介されるようになった。あの戦争を「自存自衛のための戦い」とし、今もそうした過去を正当化している。

 そんな歴史観を持ち、A級戦犯の分祀(ぶんし)を拒んでいる神社に、首相が反対をものともせずに公然と参拝する。その映像はただちに世界に伝えられ、「歴史を反省しない国」というイメージが再生産されていく。

 首相は国を代表する存在だ。その行動が政治的な意味を持つ時、いくら私的と釈明したところで通用しないだろう。

首相靖国参拝 例大祭にしたのは適切だ

 小泉首相は今回、初めて一般参拝者と同様、スーツ姿で社頭参拝した。これまでのようにモーニング姿で「内閣総理大臣」と記帳しての昇殿参拝ではなかった。ポケットから小銭を出して賽銭(さいせん)箱に入れ、一拝して黙祷(もくとう)した。公人でなく私人としての参拝であることを強調したようだ。

 先月末、大阪高裁が傍論の中で首相の靖国参拝を違憲とする判断を示した影響とみられるが、大勢では首相の靖国参拝を認める司法判断が定着している。小泉首相は堂々と今まで通りの昇殿参拝を続けてほしかった。

 とはいえ、小泉首相が国民と約束した年一度の靖国参拝を継続したことを素直に評価したい

まあ両極端ってことで。

Posted by mokufu at 2005年10月19日 00:40 | Category : 雑文
関連書籍?
コメント
コメントしてください




保存しますか?


本日のリンク元
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://mokufu.s60.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/365